土地 中古住宅 中古マンション |売却相談事例①『不動産売却・買取Lab』
【事例1】千葉市内の土地(古家あり)売却相談
▼概要
不動産売却の一括査定サイトで査定した中の大手1社に売却委託し販売開始したが、契約直前でキャンセルされた事が2度続いたので、
その会社はやめて他の会社で頼む事にした。
▼相談内容
不動産売却の一括査定サイトで査定した中の1社に売却委託し販売開始した。すぐに買い手がみつかり、契約準備をすすめていたが直前でドタキャンされた。その後、ほどなくして買い手がみつかったがまたキャンセルされた。いい加減な会社だと思って、その会社の媒介契約を解除した。
▼当社の対応
売主さんが今まで頼んでいた会社を断った理由が売買契約前の土壇場キャンセル(2回)との事でしたので、
その時の買主さんのキャンセルの理由をお伺いしたところ、
キャンセル理由①その土地を買って注文住宅を建てようと計画していたが、希望の間取が入らなかった。
キャンセル理由②住宅ローンの事前審査前に購入申込みをし、その後に事前審査をした結果、否決となった。
との回答を受けました。
当社は売主さんに、どちらも売買契約前(購入申込み前)に未然に防ぐことが出来た内容である事を説明致しました。
どちらも購入希望者の希望条件や資金計画を把握する前に契約を進めた事で起きた事であり、その仲介業者の怠慢が理由です。
例えば、前者の場合、注文住宅を建てる目的と分かっていれば、希望の間取が入るかどうかを注文住宅を依頼する予定の建築業者さんに
確認頂いてから購入申込を受けるか、あるいは自社で間取参考プランを作成してあげて、ご希望のプランが入るかどうかを確認頂いてから申込を頂けば良いことです。
当社では、土地の売却依頼を受けた際は、販売用資料として必ず建物の参考プランをいくつか作成して、視覚的にどんな間取の建物が建築可能で、
どのくらい庭がとれるかなどを購入希望者にわかりやすく提示致します。
特に、狭小地や地形の良くない土地などは、これを行わないと売却価格にも売却スピードに大きく影響が出ます。
(例えば、三角地形の土地の売却事例では、参考プラン作成前に先にネット登録をし、その4日後に参考プランを追加掲載した際、参考プラン掲載前のお問合せ件数と掲載後の問合せ件数は約2倍違った例があります。)
当社は、建築会社でもありますので、既存参考プランは多数あり、また新規のプラン作成も数日あれば可能ですが、不動産業しか行っていない仲介会社では参考プランの用意もプランの作成も出来ないところが多いのが実情です。
後者の場合は、ローンを利用される方には購入申込前にローンの事前審査を行って頂くようお勧めして、審査結果が出てから申込を頂けば良い事です。当社では、ローン利用の購入希望者には必ずローンの事前審査を行って頂いた上で、申込を頂くようにしております。
契約の直前にキャンセルされてしまう事は売主さんにとって負担が大きい事ですので、そういった事態にならぬよう、申込を頂く際にはキャンセルを受ける可能性を最大限減らしたうえで申込を頂き、契約準備に入るようにしております。
上記のご説明ののち、専任媒介契約を頂き、約1ヵ月半で成約となりました。
ご所有の不動産の売却をお考えの方は『不動産売却・買取Lab』の小副川工務店までお気軽にご連絡ください!